増税後の今だからこそ、賢くお金を貯めるコツとは

10月1日、日本の消費税は、8%から10%に約5年ぶりに引き上げられました。2度にわたり先送りにしていた政府は、オリンピックを目前についに増税に踏み切りました。増税後の今、人々はどのようにしてお金を貯めるかに非常に関心が高まっています。

今まで、お金が貯まらなかったのだから、これからはもっと出費が重なるばかりと嘆く前に、増税後だからこそ何を節約する必要があるのか、一緒に見直してみませんか?

増税すると何が起こる?

all Japanese coins
Photo Credit : 32577 / Pakutaso
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そもそもみなさん、増税のメリットとデメリットはご存知ですか?多くの人が、消費税が上がることによって、景気が悪化する、デメリットしかないと思っているかと思います。しかし、消費税が増税することによって、良いこともあるのです。

そのうちの一つは、社会保障(年金や医療保険、介護保険、生活保護)が安定することです。高齢化社会が急速に進む中、将来、年金がもらえないのではないかと心配する人々も多いでしょう。しかし、消費税を増税することで、世代関係なく将来の為の国のお金を作って置くことができるのです。

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増税されるもの、されないもの

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eat in and take out
Photo Credit : 32595 / Pakutaso
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10月1日に正式に増税されましたが、実は増税されない「軽減税率」の対象となるものがあるのはご存知ですか?これは、増税によって、高所得者層より低所得者層の方が負担が大きくなることを防ぐために、「幅広い消費者が消費や活用しているものは消費税の負担を軽減する」と言うものです。

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例えば、外食に当たらないテイクアウト食品などは、軽減税率が適用されます。同じ、ドーナッツでも、家に持って帰ってったら108円お店で食べたら110円なのです。たった、2円の差に思えるかもしれませんが、知っているのと知らないのでは、大違いです。

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コンビニは、買う物注意!

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Dont go Convenience stores so often
Photo Credit : by David Davies/ Getty Images
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多くの人が利用するコンビニでは、特に、この軽減税率制度に気を付けなければいけません。例えば、お弁当やお惣菜などの持ち帰りとして販売される商品は、増税されません

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しかし、トレイに載せて席まで提供される、食器を返しに行く必要があるなどの、イートインコーナーでの飲食を前提に提供される商品は、増税後の10%の消費税がかかってしまうのです。コンビニで購入する際には、注意が必要です。

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何にどれくらいかかっているのか知っていますか?

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make kakeibo
Photo Credit : 13038/ Pakutaso
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あなたは、毎月何にどれくらいのお金がかかっているのか、すぐに答えられますか?節約や貯金をしようとしている人が陥りやすい罠として、ただ闇雲に、全ての物に対してお金を使わないようにする傾向があります。

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しかし、まずは自分が何にどれくらい一番お金を使っているのかを把握する必要があります。1日1杯のコーヒーを我慢したところで、目に見えるお金は貯まっていかないのです。大きな支出から目を向けていくことが大切です。

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固定費と変動費どっちを節約?

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review phone plan
Photo Credit : 21428/ Pakutaso
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人々は、毎月の固定費よりも変動費を節約して行こうとする傾向があります。しかし、ここまでお読みのみなさんには、お分かりですよね?そう、毎月多くのお金がかかっているのは、光熱費や電気代、携帯電話などの固定費です。

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特に、多くの人が見直す必要があるのが、携帯電話のプラン。携帯会社は、毎月様々なプランを出しており、最近では、その人の使い方によって、カスタマイズも細かくできるようになっています。インターネットを、外ではほとんど使わないのに、大容量のデータプランに加入してませんか?

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飲み会に行きまくる

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dont go too much nomikai
Photo Credit : 20026/ Pakutaso
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固定費も見直して最小限に抑え、削っているのにお金が貯まらない。そんな人が多く払っているのは、交際費と外食費。あなたは、毎月どれくらい飲み会に参加していますか?10月1日からは、外食にかかる消費税も馬鹿になりません。

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でも、飲み会がしたい!そんなあなたにオススメなのが、持ち寄りのホームパーティーです。テイクアウトは、軽減税率対象なので、お店で買って、誰かの家でホームパーティーをする方法は、立派な節約になります。最近は、無料で貸し出してくれるレンタルスペースもあるみたいですよ。

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新聞は、軽減税率の対象・・でも?

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Newspaper
Photo credit : ALASTAIR PIKE/AFP/Getty Images
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週2回以上発行される新聞は、軽減税率の対象となっています。しかし、果たしてどれくらいの人々が、新聞を毎朝読んでいるでしょうか?最近は、紙面ではなくオンライン上でもニュースを読むことは可能です。

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そして、多く新聞は、定期購読契約になっています。その為、月換算でどれくらい自分がお金を払っているのか、きちんと把握できていない場合が多いです。朝刊と夕刊どちらも払っている家庭があれば、一度見直して見ると良いでしょう。

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お酒はお財布と健康に悪い

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Dont buy alcohol
Photo Credit : 22501/ Pakutaso
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飲料品は、定期購読の新聞代と同様に、軽減税率の対象ですが、日本酒・ビール・ワインなどのアルコール類の消費税率は、10%になります。この税率アップは、毎日晩酌が欠かせない方達にとっては、これから痛い出費になりそうです。

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しかし、ノンアルコールビールなどは、軽減税率対象なので変わらず8%のままです。最近は、アルコール入りとほぼ変わらないほど、美味しいノンアルコールの種類も増えてきているので、これを機にお酒の量を控えるのも良いかもしれません。

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増税後の打撃は、食費が一番

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Diet
Photo Credit : 16312/ Pakutaso
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今までご紹介してきた中で、すでにお気付きの方も多いでしょうが、今回の増税で一番大きな打撃を受けるのは、何よりも食費です。飲食料品が、軽減税率の対象となっているとはいえ、酒類・外食費は、しっかりと増税の対象です。

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つまりは、食費をいかにどう節約するかで、今後の貯金額は大きく左右されるのです。耳の痛い話かもしれませんが、節約と共に日頃の食生活をも見直すいいきっかけになるかもしれません。

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毎日ランチに1000円以上?

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Make bento
Photo Credit : Getty Images
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働いている人であれば、毎日のランチ代だって毎月の大きな出費です。増税に伴い、今までワンコインランチだったレストランも、値上げしています。多くの飲食店が今まで1,000円以内で収まっていたランチ代が、1,000円は確実に越えてくることが予想されています。

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毎日1,000円以上になるだけで、その出費は、毎月最低でも約2万円。最近は、いかに簡単に短い時間でお弁当を作るかなどが注目されています。これを機に、手作りのお弁当を持参するのは、いかがでしょうか?

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和食で体もヘルシーに

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Eat Japanese Food
Photo Credit : 24005/ Pakutaso
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増税後に、食生活まで変える?一見、食生活の変化は直接の節約となんの関係もないと思うかもしれません。しかし、和食中心の生活に変えると、長い目で見ると節約に繋がるのです。なぜなら、和食は魚や野菜中心でお肉をあまり使いません。

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多くの外食レストランは、お肉中心です。その為、和食中心の食生活にすることで、外食の回数を減らすことができ、結果的にお金を貯めることが可能になります。また、和食中心にすることで、健康にもなり、医療費もかからなくなるでしょう。

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お肉は、大量購入/冷凍保存

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frozen meat
Photo Credit : 27835/ Pakutaso
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それでもやっぱりお肉を食べたい人はいるでしょう。そんな人におすすめなのは、大量買いして、小分けにし、冷凍保存しておくことです。最近では、コストコなどの倉庫型スーパーで、大容量のお肉が安価で売られています。

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お肉は、冷凍保存をしても比較的長く保存が可能なので、多めに買っておくほうがお得です。この方法によって、一食あたりのコストを抑え、毎日の節約に繋げることができます。自炊が当たり前になっている人も、買う食材にも賢く目を配り、ストレスなく節約していきましょう。

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キャッシュレスでコンビニもお得に

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Convenience store
Photo Credit : by Buddhika Weerasinghe/Getty Images
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増税後、セブンーイレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンミニストップなどの大手4社は、キャッシュレス決済に伴うポイント還元が始まりました。現金での支払い以外の場合は、2%分をその場で支払額から差し引く形で実施しています。

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海外などに比べて、日本はまだまだ現金で支払う文化です。しかし、この増税を機にキャシュレス化に参戦し、コンビニでもお得に買い物しちゃいましょう。

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セールは、欠かさずに

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Sale product
Photo Credit : 4200/ Pakutaso
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節約の基本といえば、セール品のチェックかもしれません。しかし、わざわざセール品を買いに行くために遠いところまで行ったり、あちこちのスーパーを周ったりするのは、時間の無駄になり、結果的に、お金の節約にもなりません。

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しかし、セール品に目を向けること自体は、良いことです。増税後の今は、どこも客足が遠のく事を防ぐために、定期的にセールを開催しています。長い目で各企業のセール実施期間を確認し、外出のついでにセール品を買うようにしましょう。

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マックもケンタも同一価格

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do not eat hamburger
Photo by Smith Collection/Gado/Getty Images
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店内で飲食する場合は10%、持ち帰りは8%となったが、企業側で価格を統一しているところもあります。消費者の価格への混乱を防ぐのと同時に、どちらも同じクオリティを顧客に届けたいという思いがあるようです。

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その挑戦を試みたのは、マクドナルドとケンタッキーフライドチキン。顧客からは、「あまり大きな差は感じられないので、特に気にならない」という声が多いようだ。ファンが多く、ブランドの力が強いからこそ、出来る技だろう!

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そもそもの収入アップを狙う

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raise up income
Photo Credit : 1165/ Pakutaso
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これは、なかなか簡単に行く話ではないかもしれません。しかし、増税を機にどんなに節約していても、入ってくるお金が限られていれば、生きていかなければいけない限り、その節約額は、限られきます。

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そこで、目指すのは、そもそもの自身の収入アップです。今すぐにとは、いかないかもしれませんが、目標と計画を立てて、収入アップを目指しましょう。入ってくる額が変われば、その分、よりお金を貯めることができますよ!

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なんでも買う時代はもう終わった?

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rental
Photo Credit : Jakub Porzycki/NurPhoto / Getty Images
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レンタルやリサイクルなどの言葉を、当たり前に聞く現代では、もう全ての商品を新品で購入するのは、少し時代遅れかもしれません。車や自転車はもちろん、最近ではもレンタルすることができるようになっています。

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毎日、頻繁に使うものでなければ、レンタルで十分満足することができます。友人の披露宴に出席するドレスなどは、ヘアアレンジも含めてセットでレンタルできるところがほとんどですよ!賢くレンタルを活用して、急な出費を抑えましょう!

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お金のかからない趣味を

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no money hobby
Photo Credit : Photo by Stan Grossfeld/The Boston Globe /Getty Images
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月に1回行くかわからないジムやヨガなどの習い事に、毎月お金を払っていませんか?マンスリー会員の方が、単価で見るとお得ですが、通っていないのであれば、それは単なる無駄な出費になります。

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ジムでもヨガでも、最近はお金をかけずに家でも公園でも無料でできます。増税に伴い、区や市などのイベントも充実することが期待されますので、お金のかからない趣味にシフトしていくのは、どうでしょう?一人ではなく、仲間と参加することで新たな発見があるかもしれませんよ。

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節約したいなら、環境にも優しく

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My bottle
Photo Credit : Mauricio Santana/Getty Images
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そもそも節約するという事は、自分に利益があるだけではなく、多くの場合、環境問題にもメリットがあります。例えば、毎日会社や学校に持っていく、ペットボトルのお茶のコンビニでの購入を辞めて、マイボトルで持参するのはどうでしょう。

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1日わずか数百円ですが節約も出来て、無駄なペットボトルの消費をする必要がなくなるので、プラスチックのゴミ問題にも、少しだけ協力することが出来ます。また、ランチにテイクアウトするのを辞めることで、加重包装の無駄を省きお金を貯めることが出来ます!一石二鳥。

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増税だってストレスにならない

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Photo Credit : 27976/ Pakutaso
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いかがでしたでしょうか?増税と聞いて、おそらく多くのみなさんが混乱し、これからの出費に頭を悩ませていたことと思います。しかし、増税の仕組みをきちんと理解し、賢く利用していくことで、自身の節約術にも繋がります。

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増税という、消費者にとってはネガティブな話題を、工夫して生きることで、健康にも環境にも自分自身にも、ハッピーな生活の実現が必ず可能になるでしょう。